3分でわかるモモの四柱推命
モモさんの日干は「庚(かのえ)」。鉱石や刃物にたとえられる陽の金で、鍛えられるほど精度が上がっていく性質を持ちます。ダンスのように、反復した分だけ形が正確になっていく表現は、庚という日干が持つ、磨くほど光るという性質ときわめて相性の良い分野といえます。積み重ねた回数が、そのまま精度に変わる並びです。
十星は偏官・傷官・正印・食神・偏印が一つずつ並び、どれかが飛び抜けてはいません。注目したいのは五行の水が二つ、年支の子が傷官、月支の亥が食神と、いずれも食傷の星である点です。食傷は自分の内から出す表現の星で、モモさんの命式ではそれが水の流れる形で置かれています。水が二つとも表現側にあるのは目を引く配置です。
一方で月干の己は正印、日支の戌は偏印です。印星が二つあるのは、外から取り込んで自分の血肉にする力が強いことを示します。指数38の身弱は、一人で背負い込まず環境に支えられて伸びる設計。補うとよい気は木で、木は水を吸って伸びる気、つまり蓄えを形にして外へ伸ばす働きです。受け取る力の強さがこの命式の底になります。
先に結論を置いておくと——モモさんの命式は、日干は庚(かのえ・金の陽)、五行では土・水が同数で並び、十星は偏官・傷官・正印・食神・偏印が1つでいちばん目立ちます。以下、モモさんの柱・大運・総合運4分野の順に開いていきます。
命式の基本データ(四柱・十星・十二運星)
公開プロフィール(出典:TWICE JAPAN OFFICIAL SITE のメンバープロフィールに記載)によるとモモさんの生年月日は1996年11月9日で、二十四節気にもとづいて干支に変換すると次の三柱が立ちます。
- 日干:庚(かのえ・金の陽)
- 年柱=丙子 / 月柱=己亥 / 日柱=庚戌
- 五行分布:木0・火1・土2・金1・水2(出生時刻が非公開のため、時柱を除いた三柱で数えています)
- 命式に出ている十星:偏官・傷官・正印・食神・偏印
- 十二運星:年柱が死、月柱が病、日柱が衰
- 身強身弱:身弱(指数38/100)
モモさんの柱をほどく
年柱は幼少期と受け継いだ環境、月柱は社会との関わり、日柱は本人自身——モモさんは年柱丙子、月柱己亥、日柱庚戌という並びです。
年柱丙子 — 天干丙が偏官、地支子(ね)が傷官。早い時期から責任のある立場を経験した出発点がモモさんの年柱に置かれ、この柱の十二運星は死——一つの形が完成し、次へ切り替わる段階にあたります。
月柱己亥 — 社会運の中心になる柱で、天干己が正印、地支亥が食神。学び続けることが仕事の土台になる働き方と、表現とゆとりの星である食神——この二つがモモさんの働き方の軸をつくり、十二運星は病(立ち止まって組み立て直す段階)です。
日柱庚戌 — 天干庚がモモさん自身、地支戌(偏印)が内面と身近な関係を表します。収めて守りに入る秋の土の上にモモさんの日干庚が座り、十二運星は衰——勢いを内側に収めていく段階です。
なお日支戌の内側には辛・丁・戊という蔵干が隠れていて、外から見たモモさんの印象と本人の実感がずれる部分をつくります。

モモさんの命式
—
衰
辛丁戊
病
戊甲壬
死
壬癸
五行バランス
日干庚が示すモモさんの本質
四柱推命で芯を読む起点は日干——モモさんの日干は庚(かのえ)、五行では金の陽です。モモさんが持つ庚は削り出されたままの岩・鋼にたとえられる干で、曖昧さを嫌う決断力と、鍛えられるほど強くなる実行力を持ちます。
モモさんの強みとして表に出やすいのは白黒をつける潔さと、逆境でこそ折れない打たれ強さ、逆に扱いにくさを感じやすいのは言い方が直球になりやすく、意図せず角が立つことがあるところです。どちらも同じ性質の裏表で、庚を持つモモさんは熱いうちに一気に打つ、勝負どころ集中型のリズムで動いているときにいちばん無理がありません。
モモさんの日干庚が座っているのは戌で、収めて守りに入る秋の土の上に立つ形——十二運星でいえば衰(勢いを内側に収めていく段階)にあたります。
身強身弱でみると身弱(指数38)。 日干庚を支える気より、モモさんが使う気のほうが多い構成です。ひとりで抱え込むより人や環境の力を借りて動いたほうが結果につながりやすいタイプで、モモさんの場合は信頼できる相手と整った場所を先に用意しておくと、持っている力がそのまま外に出ます。
日支戌と月支亥が示すもの
日支は「配偶者宮」=素の顔、月支は「社会宮」=仕事の適性——モモさんの日支戌と月支亥を並べると、外と内の顔の差が見えてきます。
日支戌 — 素の顔と近い関係
モモさんの日支戌(いぬ・土)に出ている十星は偏印——日干を助ける気のうち陰陽が同じ星で、独自の着眼・専門性・定石を疑う発想力を表します。ひとりで考える時間が心の充電になる内面が、モモさんの内側に置かれている形です。
プライベートでのモモさんは「内面や価値観の相性を重視し、会話の質で相手を選ぶ傾向」という読み方になり、日支戌は本人が自然でいられる条件を示します。
月支亥 — 社会での立ち位置
月支亥(い・水)の十星は食神——日干が生み出す気の星で、表現力・食や趣味の楽しみ・人当たりの柔らかさを表します。社会運の中心にこの星があるということは、好きなことをそのまま仕事に変えていく働き方がモモさんの本業のかたちになるということです。
月支の十二運星は病(立ち止まって組み立て直す段階)で、内側の偏印と外側の食神を使い分ける構成。モモさんは仕事の顔とプライベートの顔がはっきり分かれるタイプです。
年柱と大運の流れ
モモさんの命式が「変わらない設計図」なら、10年ごとの大運は「いま吹いている風」です。
出発点にあたる年柱は丙子で、天干の偏官と地支の傷官が、モモさんが最初に受け取った環境の色です。
2026年時点で29歳。いまは21歳から30歳までの丙申の大運にいます。この10年の天干は偏官、地支は比肩、十二運星は乾祿——実力が安定して立つ段階です。
挑戦の星である偏官が上に、自立の星である比肩が下に置かれた丙申の区間——「難易度の高い挑戦ほど燃え、修羅場でこそ評価が上がります」という追い風が、モモさんのこの10年の基調になります。
次に切り替わるのは31歳からの乙未の大運。天干正財・地支正印、十二運星は冠帶(表舞台に出て評価される段階)へと風向きが変わり、乙未の区間では「約束を守る安心感で信頼を得ていくタイプ」という面が表に出やすくなります。
八十年ぶんで勢いが最も高いのは11歳からの丁酉の区間——大運は良し悪しではなく、どの力が使いやすい時期かの目盛りです。
五行バランスと補うとよい気
出生時刻が非公開のため三柱ぶんの集計ですが、モモさんの五行の内訳は木が0・火が1・土が2・金が1・水が2。土・水が同数で並んでいるため、モモさんの命式はどれか一つが主役だと言い切れる構成ではありません。
土・水が2つずつ並ぶ命式は、場面に応じて主役を入れ替えられるのが強みです。土なら崩れない安定感と、任せて大丈夫だと思わせる信頼、水なら状況を読む柔らかさと、どこへでも入り込める適応力——モモさんはどの顔を出すかを状況で選べるタイプだと読めます。
一方で木の気はモモさんの命式上に見当たらず、木が薄いと方向を決めるまでに迷いが長引きやすくなります。欠けた気は弱点というより、モモさんが「自前では出しにくいので外から借りると早い気」だと考えるのが実用的です。
当サイトの計算では、モモさんが補うとよい気は木——伸びる・育てる気を足す方向なので、日常なら「朝のうちに外の空気を吸う、部屋に緑を一つ置く」あたりが取り入れやすいところです。
仕事運・天職の傾向
仕事運の中心は月柱己亥——天干の正印と地支の食神という組み合わせがモモさんの働き方の骨格をつくっていて、基本の型は「知識と準備で差がつく分野に強く、教える側にも回れます」というかたちです。
仕事運の主軸は食神と傷官です。食神は湧いたものをそのまま出す星、傷官はそれを技術で磨き上げる星で、二つそろうと感覚を精度に変える働きになります。振り付けを一度自分の身体の言葉に翻訳してから出すタイプの表現は、この食傷の組み合わせらしい形といえます。感覚を数値に落とさず、身体のまま渡せることが強みになります。
年干の丙は偏官。自分に負荷をかけ、その圧で成果を出させる星です。2024年の『With YOU-th』と「ONE SPARK」でBillboard 200の1位を獲得し、2025年には『THIS IS FOR』と6thワールドツアーが続くという密度は、偏官が働く環境そのもの。身弱の庚には重い負荷ですが、印星が受け止めます。
月干の正印と日支の偏印は、学び直しと吸収の星です。2023年の日本人三人ユニットMISAMOの『Masterpiece』のように、活動の場が増えても対応できるのはこの吸収力によります。大運は11歳からの丁酉(帝旺・95)、21歳からの丙申(乾祿・88)、31歳からの乙未(冠帶・80)と高い指数が続きます。
日干庚という土台から見ると、モモさんは厳しい環境ほど伸び、結果そのもので示す仕事に向きます。突出した星がないぶん、モモさんは環境に合わせて役割を変えられる柔軟さが武器になります。

恋愛・結婚運の傾向
恋愛と結婚を読むときに見るのは配偶者宮=日支で、モモさんの日支戌に出ている十星は偏印——発想の星です。モモさんの場合は「内面や価値観の相性を重視し、会話の質で相手を選ぶ傾向」という読み方になります。
命式から読む恋愛の傾向として、庚の日干はまっすぐで、駆け引きを面白がりません。好意も違和感もそのまま表に出るタイプです。食神は一緒にいて楽しいかどうかを最優先にする星なので、条件より空気の合う相手に惹かれます。笑いのツボが合う関係が長続きしやすい構成といえます。取り繕わない距離が、いちばん続きます。
印星が二つある人は、恋愛でも守られている感覚を大切にします。相手の言葉を素直に受け取るぶん、影響も強く受けます。指数38の身弱は寄りかかれる相手を必要としますが、寄りかかりすぎると自分の輪郭が薄れるところ。補う気の木、つまり自分から伸ばしたい方向を持つことが均衡を保ちます。出す先を持つことが要ります。
モモさんの日柱庚戌の十二運星は衰(勢いを内側に収めていく段階)で、これは日干がどれくらいの勢いで座っているかの目盛り——恋愛面では距離の詰め方の速さに表れます。衰に座るモモさんは、力を内側に収める位置なので、周囲が思うよりも慎重に間合いを測るタイプです。
モモさんの日干庚そのものの恋愛スタイルは駆け引きを好まず、意思をはっきり示す傾向で、日支の偏印と重ねると「距離感を保ちながら、話の合う相手とは深くつながるタイプ」という距離感が、そのまま親密な関係にも表れやすい構成です。モモさんについてここで読んでいるのは命式が示す傾向で、実際の交際や結婚の事実とは無関係です。

金運とお金との付き合い方
モモさんの命式には、お金と直接結びつく財星(正財・偏財)が出ていません。財星がない命式は「お金に縁がない」という意味ではなく、モモさんの場合はお金そのものを目的にしにくく、結果として後からついてくる形になりやすいという読み方をします。
この場合の金運は財星の代わりに何を使うかで決まり、モモさんの命式の主役は偏官・傷官・正印・食神・偏印(1つ)なので、目的のある支出には思い切りがよく、目標額があるほど強くなりますという形がいちばん自然な流れになります。
四柱推命では財星を食神・傷官が生み出すと考えますが(食傷生財)、モモさんの命式には食神・傷官が合わせて2つあり、自分の手から出したものが収入に変わっていく流れを持っています。
日干庚のお金の扱い方でいうとモモさんは稼ぐ力と使う力が両方強く、目的が定まると一気に貯まるタイプで、身強身弱が身弱であることも合わせると、一人で抱えるより、詳しい人の手を借りて設計したほうが目減りしにくいタイプです。
ここで読んでいるのはモモさんの命式が示す傾向で、実際の資産や収入とは関係ありません。

人間関係とチームでの立ち位置
対人関係でいちばん効いているのは、モモさんの命式に1つ出ている偏官・傷官・正印・食神・偏印——「頼れる存在として立てられやすく、責任を引き受ける側に回ります」というのが、モモさんの人の輪の中での基本の立ち位置です。
対人関係では、食神と傷官が場をやわらげる役を作ります。素の反応が早く出るため、飾らない人という印象を持たれやすい構成です。年干の偏官は責任を引き受ける星で、頼まれると断りにくい面もあります。役割が集まりやすいので、抱える量をどこで区切るかが課題になります。引き受ける前の一拍で、負荷はかなり変わります。
正印と偏印を併せ持つ人は、教わることにも教えることにも縁があります。先輩から受け取ったものを後輩に渡す循環が自然に生まれる構成です。木が0で水が二つという配置は、蓄えはあるのに伸ばす方向が定まりにくい形。モモさんにとっては誰かのためにという動機が、その木の役割を果たします。渡す相手がいるほど方向は定まります。
五行の側から見ると、モモさんは土・水が同数で並ぶ命式で、相手によって出す顔を切り替えられるタイプです。逆に木の気は自前で出しにくく、その気を持つ人がそばにいると噛み合います。
日干庚の対人面でいうとモモさんは守るべき相手には徹底して味方する、頼れる立ち位置で、年柱の偏官が示すとおり、早い時期から責任のある立場を経験した出発点が、いまの人付き合いの土台になっています。
本命星四緑木星と日干庚の重なり
モモさんの本命星は四緑木星(五行は木)で、風のように縁を運び、信用を広げる星にあたります——本命星は立春を境に切り替わる生まれ年の九星から決まります。
ここに四柱推命の日干を重ねると、モモさんの日干庚は五行金、本命星四緑木星は五行木——金が木を引き締める関係にあたります。違う方向の気が噛み合うことで、モモさんには緩みすぎず張りすぎない緊張感が生まれる組み合わせです。
モモさんの日干庚が「生まれ持った設計図」なら、本命星四緑木星は「その年ごとに立つ位置と方位の巡り」。二つを組み合わせると、モモさんの気質(変わらない部分)と時期(変わる部分)を分けて考えられます。
まとめ|モモさんの命式が教えてくれること
モモさんの命式を、もう一度短くまとめます。
- 日干は庚(かのえ)——削り出されたままの岩・鋼にたとえられる、金の陽の干
- 目立つ十星は偏官・傷官・正印・食神・偏印(1つ)
- 五行は土・水が同数で並ぶ構成、木は命式上に不在
- 身強身弱は身弱(指数38)
- 2026年時点の大運は丙申(21歳〜)
- 九星気学の本命星は四緑木星(木)
白黒をつける潔さと、逆境でこそ折れない打たれ強さ——この命式が力を出すのはモモさんが熱いうちに一気に打つ、勝負どころ集中型のリズムで進めているときです。モモさんが歌手として歩んだ道のりと重ねると、気質がどこで生きたのかが少し見えてきます。
四柱推命は当てものではなく、自分の設計図を知って使い方を選ぶための道具——モモさんの命式を入り口に、あなた自身の日干と五行も確かめてみてください。
この記事の読み方と限界について
モモさんの出生時刻は公表されていないため、本記事は年柱・月柱・日柱の三柱による読み解きです。時柱(晩年運や次の世代との縁を担う柱)を含めると、五行の数も十星の構成も変わる可能性があります。
命式は当サイトの四柱推命エンジンによる計算で、二十四節気にもとづく月の切り替えを採用しています。流派によって節入り日時や十二運星の扱い、身強身弱の判定基準が異なるため、他のサイトや書籍と一部異なる場合があります。
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