開運日の種類まとめ|天赦日・一粒万倍日・寅の日はどう決まる

この記事の結論
天赦日・一粒万倍日・寅の日・己巳の日・大安・不成就日の6種を、決まり方から整理しました。2026年の天赦日は3月5日ほか年6回。重なった日をどう扱うかまで、暦エンジンの算出値でまとめます。
天赦日、一粒万倍日、寅の日。開運日と呼ばれる日は、なんとなく縁起がよさそうな日ではなく、干支や旧暦の巡りから機械的に割り出されています。2026年の天赦日が3月5日・5月4日・5月20日・7月19日・10月1日・12月16日の6日だと言い切れるのも、数え方が決まっているからです。
開運日の使い分けは、種をまく日と刈り取る日の違いに似ています。始めることに向く日と、区切りをつけることに向く日があり、まとめて「良い日」と扱うと使いどころがぼやけます。
ここでは決まり方まで説明できる暦注を6種類並べ、重なった日の扱いまで見ていきます。日付はいずれも当サイトの暦エンジンで算出したものです。
📋 選ぶ基準は「決まり方が公開されているか」
開運日の一覧は人気の順に並べられることが多いのですが、この記事では基準を変えました。取り上げたのは、誰が数えても同じ日にたどり着くもの、つまり干支の巡りや旧暦の日付から機械的に決まる暦注だけです。
逆に、根拠が示されないまま「今年最強の日」とだけ紹介される日は外しています。決まり方さえ分かれば、来年以降の日付も自分で確かめられますし、カレンダーどうしが食い違ったときにどちらの流儀かも判断できます。
並びは強さの順位ではありません。年に数回しか来ない日から、数日おきに巡ってくる日まで、頻度の少ない順に置いてあります。
🗓 開運日と暦注 6種
それぞれ、意味よりも先に「どう決まるか」から見ていきます。
天赦日 — 年に5〜6回
節切りの季節ごとに定められた干支の日、というのが決まり方です。春の寅卯辰月は戊寅、夏の巳午未月は甲午、秋の申酉戌月は戊申、冬の亥子丑月は甲子。干支は60日で一巡するため、条件がそろう日は年に5回か6回しか現れません。当サイトの暦エンジンで算出すると、2026年は3月5日・5月4日・5月20日・7月19日・10月1日・12月16日の6日です。始めることに向く日として扱われてきました。

一粒万倍日 — 節月と日の十二支で決まる
節月ごとに定められた二つの十二支に当たる日が該当し、ひと月におよそ4日から6日巡ってきます。一粒の籾が万倍に実るという名前のとおり、小さく始めたことが育つ日として伝えられてきました。具体的な日付をここに並べないのは、節月の区切り方や十二支の取り方に流派の差があり、市販のカレンダーどうしでも食い違うことがあるためです。手元の暦で確かめるのが確実です。

寅の日 — 12日ごと
日の十二支が寅に当たる日で、十二支は12日で一巡するため、月に2回か3回、必ず同じ間隔で巡ってきます。虎が千里を行って千里を帰るという言い伝えから、出かける用事や旅立ちの日として選ばれてきました。2026年の9月から10月なら、9月1日・9月13日・9月25日・10月7日・10月19日・10月31日が寅の日にあたります。

巳の日・己巳の日 — 60日に一度の重なり
巳の日も12日ごとに巡り、弁財天の使いとされる蛇にちなんで、芸事や習い事の願かけに選ばれてきました。そこへ十干の己が重なると己巳の日になり、十干と十二支の組み合わせは60日で一巡するので、年に6回ほどしかありません。2026年は2月24日・4月25日・6月24日・8月23日・10月22日・12月21日です。参拝するなら朝のうちに済ませる習わしが各地に残っています。

大安と六曜 — 曜日のように循環する
六曜は旧暦の日付から割り出され、先勝・友引・先負・仏滅・大安・赤口が順に循環します。個人の生まれとは切り離された、暦だけで決まる吉凶です。旧暦の月が替わるたび起点へ戻るため、新暦のカレンダーでは並びが飛んで見えることがあります。時間帯ごとの吉凶や、結婚式・納車といった行事別の選び方は六曜の意味と使い方にまとめてあるので、そちらを見てください。
不成就日 — 重なると打ち消すと言われる日
旧暦の月ごとに決まった日付へ割り当てられ、8日おき、ひと月におよそ3日から4日の頻度で巡ってきます。手をつけたことが実を結びにくい日と伝えられ、開運日と重なった場合の扱いは、互いに打ち消し合うという説と、開運日のほうが勝つという説の両方が残っています。どちらか一方に落ち着いたことはなく、地域や暦の作り手によって扱いが分かれたままです。

🧭 重なった日をどう使うか
天赦日と一粒万倍日がそろう日は年に一度あるかどうかで、そこへ予定を詰め込みたくなります。ただ後から意味を持つのは、その日に手が動いたかどうかのほうです。申込書を出す、連絡を入れる、道具を新しくする。実行が一つあれば十分で、重なりの数を競う必要はありません。
使い分けの目安は、種をまく日と刈り取る日という分け方です。始めることは天赦日や一粒万倍日、動き出すことは寅の日に。やめること、返すこと、片づけることは季節の変わり目に寄せると収まりがよく、その時期の過ごし方は土用の期間と過ごし方で扱っています。
気をつけたいのは、良い日が来るまで動けなくなることです。暦注は決めたことの背中を押す道具であって、決めること自体を代わってはくれません。日取りを探すのに一週間かけるより、次の寅の日に一つ実行するほうが早いこともあります。
💬 神の占い編集部より
編集部で開運日の一覧を作っていて気づいたのは、日付だけ並べた表はその年で捨てられる、ということでした。読み返してもらえるのは決まり方まで書いた回です。来年の日付を自分で数えられるようになると、暦との距離が変わります。
もう一つ、ここまで挙げた日はすべて、誰にとっても同じ日です。そこへ生年月日から読む日ごとの運気を重ねると、同じ天赦日でも動きやすい日とそうでない日に分かれます。神の占いの九星計算や四柱推命が見ているのは、その個人差のほうです。
気になる日が近づいたら、その日にやることを一つだけ先に決めておいてください。予定表に一行入れておくのが、いちばん確実な使い方だと思っています。
よくある質問
2026年の天赦日はいつですか?
3月5日、5月4日、5月20日、7月19日、10月1日、12月16日の年6日です。季節ごとに決まった干支の日を拾う仕組みなので、年によって5回になることも6回になることもあり、翌年以降も同じ数え方で確かめられます。
開運日が重なった日は何をすればいいですか?
重なりの数を追うより、その日にやると決めていたことを一つ実行するほうが確実です。申し込みや手続きのように日付が残る用事を置くと、後から振り返れます。重なりのない日でも、進めたい用事があるならそちらを優先して構いません。
一粒万倍日の日付がカレンダーによって違うのはなぜですか?
節月の区切り方と、割り当てる十二支の取り方に流派の差があるためです。どちらかが誤りというわけではないので、ふだん使っている暦や神社の頒暦など、基準を一つ決めて通すほうが迷いません。
不成就日に予定を入れてしまったらどうしますか?
組み直さなければならない決まりはありません。実を結びにくいと伝えられてきた日ですが、開運日と重なったときの扱いさえ説が分かれています。気になるなら着手だけ前日に済ませ、当日は続きから進めるという寄せ方で十分です。
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